香港・マカオ旅行(18)

香港・マカオ旅行(18) 2011.03.16

民政総署に向かって左側に、仁愛堂が建っている。 1569年に建設されたキリスト教の慈
善事業組織の運営する建物であるが、現在セナド広場前に構える建物は18世紀中葉
以降に建てられた。 設立当初は福祉 施設として様々な慈善活動に従事していたが、
現在では1階が役場、2階が博物館になっている。 福祉施設とは思えない荘厳な建物
の造りに驚かされる。 再び観光バスに乗って、次に向かったのは媽祖閣廟(媽閣廟:マコ
ウミュウ)である。

媽閣廟は、マカオ半島の南端の「媽閣山」のふもとに位置し、マカオ内港の入り口に当た
る。 中国式の非常に歴史ある寺院で、創建は1488年と言われおり、マカオで最も古い
寺院である。 ポルトガル人が、はじめてマカオの地に上陸した場所も、この媽閣廟の岸
であった。 ポルトガル人が、現地人に地名を聞いたところ、「媽閣」(マーコウ)と返したた
め、以後ポルトガル人はこの地域全体をマーコウ→「Macau」と称すようになったと言われ
ている。 言わばマカオ発祥の地といえる。

仁愛堂

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巨大な渦巻き線香

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